
オフィスで毎日活躍する複合機やコピー機。新しいものを導入するときに、「リースにするべき?それとも購入するべき?」と悩むことってありませんか?リースと購入にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、どちらが良いかは会社の状況や使い方次第です。この記事では、リースと購入の違いや、それぞれのメリット・デメリットをできるだけわかりやすく解説します!最後に、どっちがお得か選び方のポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
迷ったらココをチェック!リースと購入の違いとは?
まずは、リースと購入の違いを簡単に整理してみましょう。「初期費用はどうなるの?」「所有権ってどうなるの?」など、知っておきたいポイントを比較表にまとめました。
| ◆項目 | ◆リース品 | ◆購入(買取)品 |
| 所有権 | リース会社 | 購入者 |
| 契約者 | 法人のみ | 個人・法人可 |
| 利用期間 | 通常5~7年 | 制限なし |
| 中途解約 | 不可 | 制限なし |
| 商品状態 | 新品のみ | 新品・中古 (選択可) |
| 初期費用 | なし | あり |
| 会計処理 | 経費計上 | 資産計上 |
リースと購入では、特に「所有権の有無」や「初期費用」「会計処理」の部分が大きく異なります。このあたりを理解しておくと、自分たちに合った選択肢を選びやすくなりますよ。
リース?それとも購入?それぞれのメリットとデメリットを比較!
リースのメリット:
・リース料金は経費扱いができる
リース料金は経費処理ができるため、毎月の支払いをそのまま経費に計上できます。税金対策にもなりますね。
・初期費用がかからない
導入時の大きな支出がないため、資金が限られている場合にも安心して利用できます。
・固定資産にならない
リース会社が所有権を持つため、固定資産税や原価償却といった手続きが不要です。面倒な会計処理が減ります。
・月々の支払い額が固定
リース契約では、支払い額が毎月一定になるので、経費管理がしやすくなります。
リースのデメリット:
・途中で解約できない
一度契約すると、契約期間中の解約が基本的にできません。長期で利用する前提で計画を立てる必要があります。
・リース会社の審査が必要
契約時に審査があるため、場合によっては希望通りに契約できないこともあります。
・中古品は選べない
リースは新品のコピー機や複合機に限定される場合がほとんどで、コストを抑えたい場合には不向きです。
購入のメリット:
・所有権が自分にある
購入した複合機は自分の資産になるので、売却したり譲渡したり自由に扱うことができます。
契約期間に縛られない
リースと違い、契約期間がないので、使いたいだけ自由に利用できます。長期間使うなら購入がお得になることもあります。
・少額減価償却資産の特例が使えることも
一定金額以下のものなら特例で一括経費計上が可能になる場合もあります。会計処理が柔軟にできるのもポイントです。
購入のデメリット:
・初期費用がかかる
複合機を購入するための資金を最初に用意する必要があります。高額になることもあるので、資金計画をしっかり立てることが大事です。
・固定資産税が発生する
購入した複合機は固定資産として扱われるため、固定資産税がかかります。
・原価償却など事務処理が増える
購入すると会計上の処理が複雑になるため、手間が増える可能性があります。
リースと購入、どっちがお得?選び方のポイントを解説!
リースと購入にはそれぞれ良いところがあるので、どちらが「お得」かは会社の状況によります。以下のポイントを参考に、最適な選択をしてみてください!
リースがおすすめのケース:
・初期費用をできるだけ抑えたい
・最新機種を一定期間で入れ替えたい
・毎月の支払いを固定化して経費処理を簡単にしたい
・経費として税金対策をしたい
リースは、導入時のコストを抑えつつ、月々の支払いを一定にしたい会社に向いています。特に初期費用がネックになる場合や、最新機種を使いたい場合におすすめです。
購入(買取り)がおすすめのケース:
・資金に余裕があり、初期費用を一括で支払える
・長期間にわたって同じ複合機を使い続けたい
・自分の資産として自由に扱いたい
・中古品を選びたい
購入は、長期的に使える複合機を導入したい方や、中古品を検討している方におすすめです。資産として所有したい場合にも適しています。
リースと購入の違いを押さえて、自分たちにピッタリの選択を!
複合機やコピー機の「リース」と「購入」は、それぞれメリットとデメリットがあるため、どちらが良いかは会社の状況次第です。リースは初期費用を抑えつつ経費処理ができる点が魅力ですが、契約期間に縛られるというデメリットがあります。一方、購入は自由度が高く資産として扱える反面、初期費用や固定資産税などの負担が発生します。
「コストを抑えたい」「固定資産を持ちたくない」という方はリースを、「自由度を重視したい」「長期間使用したい」という方は購入を選ぶと良いでしょう。この記事を参考に、自分たちの会社に合った方法を選んでくださいね!


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