スチールケースは1912年にアメリカ・ミシガン州で創業された世界的メーカーで、最初は耐火性に優れたスチール製ゴミ箱で知られるようになりました。その後、オフィス家具の分野で革新を重ね、エルゴノミクス（人間工学）を取り入れた製品開発に力を注いでいます。
シンクは、そんなスチールケースの技術や研究が結集した製品です。このチェアは、座る人の体重や動きを感知し、それに応じて最適なサポートを提供することを目的に開発されました。特に操作の簡単さと快適さが評価されており、長時間座っていても疲れにくい工夫がされています。
さらに、環境への配慮もシンクの特徴の一つです。リサイクル素材が多く使われ、製品は分解や再利用がしやすい設計になっています。こうした点も評価され、発売以来デザイン賞を多数受賞し、世界中で愛用されているチェアです。
この記事では、そんなスケールスシンクの魅力を詳しくお伝えしていきます！
心地よさと美しさを追求した次世代チェア・シンク
シンクは、人間工学に基づいて設計されたオフィスチェアで、快適さと機能性を兼ね備えたモデルとして多くの支持を集めています。特に、座る人の体型や動きにしっかり対応する柔軟な設計が特徴です。
背中の動きを自然に追従し、これにより、どんな姿勢でも安定したサポートを提供してくくれます。
座面には、圧力が均等に分散される機能が備わっていて、長時間座っても快適なんです！
シンプルで洗練されたデザインはオフィスや在宅ワークスペースに馴染みやすいのもポイントです。
シンクのカラーバリエーションは、オフィスや在宅環境に合わせて幅広い選択肢が用意されています。モノクロームの落ち着いたカラーから、暖かみのあるメタリックトーンや鮮やかな色まで、さまざまなニーズに応えるバリエーションが特徴です。
標準色には、ブラックやプラチナメタリック、シーガルグレーなど、モノクロ系のカラースキームが揃っています。また、鮮やかな色として、ブルージェイ（青）、スカーレット（赤）、ハニー（黄）なども選べるので、個性を出したい場合にもぴったりです。
さらに、新モデルでは「Luxカラー」と呼ばれる高級感のある仕上げが追加され、マットブラスやバーニッシュブロンズ、マットコッパーなど、より洗練されたデザインを楽しむことができます。これらのカラーは、フレームやアーム、ベースなど、椅子の特定の部分に適用できるため、よりカスタマイズ性が高くなっています
このように、シンクは快適さ、機能性だけでなく、見た目にもこだわりたい方にとって理想的な選択肢です。オフィスの雰囲気や個人の好みに合わせて、自分らしい一台を選ぶことができます。
進化し続けるシンク。旧モデルと新モデルの違いを解説！
2004年に初めてシンクが登場して以来、働く環境はどんどん変化してきました。そのため、2017年には時代に合わせてアップデートされた新モデルが発表されました。
シンクの旧モデルと新モデルには、デザインや機能性でいくつか大きな違いがあります。
その違いをわかりやすくまとめてみました。
1. 背もたれのサポートと素材
– 旧モデルでは金属製のサポートバーを採用していましたが、背中を支えるフレクサー（柔軟な素材）は薄めで、硬さを感じることがあると指摘されていました。
– 新モデルではプラスチック製のサポートバーを採用し、フレクサーの数と厚みを増やしたことで、背中全体をしっかり支える設計に改良されています。
2. ランバーサポート（腰部サポート）
– 旧モデルではランバーサポートはオプション扱いで、調整機能もありませんでした。
– 新モデルでは標準搭載となり、高さ調整が可能に。さらに、2本のガラス樹脂スプリングが内蔵され、背骨の動きに自然に追従してサポートします。
3. リクライニング機能
– 旧モデルのリクライニングは角度が浅めで、体重感知メカニズムがやや硬めに設定されていました。
– 新モデルはリクライニングの深さが増し、リラックスした姿勢を取りやすくなりました。さらに、リクライニングのテンション設定が柔らかくなり、小柄な方にも使いやすい仕様です。
4. 座面の設計
– 旧モデルは座面パッドが薄く、サポート力が限定的でした。
– 新モデルでは厚めのクッションに「Adaptive Bolstering」という技術を採用し、ユーザーの体型に合わせて座面が柔軟に対応します。また、座面の奥行き調整範囲が広がり、脚の長さに応じた快適な設定が可能です。
5. デザインと素材の変更
新モデルは、モダンで洗練されたデザインになり、より幅広いユーザー層に対応できるよう素材の選択肢が増えました。また、リサイクル素材を多く使用するなど、環境に配慮した設計も特徴的です。
6. 調整可能なアームレスト
新モデルでは4方向（上下・前後・左右・角度）に調整可能な「4Dアームレスト」が採用され、より細かく快適な位置に設定できるようになりました。
新モデルは、旧モデルと比べて快適性やサポート力が格段に向上しているだけでなく、環境への配慮も徹底されています。特に腰部サポートやリクライニング機能の改良は大きなポイントです。価格はやや高めですが、充実した機能を考えるとコストパフォーマンスが良いと評価されています！
長時間のオフィスワークも快適に！全ての動きに応えるシンクの多機能調整
シンクは、座る人の快適さとサポートを最大限に引き出すためのさまざまな調整機能を備えています。以下にその主な機能をわかりやすくご紹介しますね。
1. LiveBack™ テクノロジーによる背もたれの自動調整
背もたれが自然に座る人の背中の動きに合わせて形を変える仕組みです。これにより、どんな姿勢でも背中をしっかりサポートしてくれるので、長時間座っていても疲れにくくなっています。
2. リクライニングの自動調整機能
– 体重感知機能がついていて、リクライニング時の硬さを自動で調整してくれます。
– リクライニングの範囲は3段階で設定可能で、フルリクライニングから浅めの傾きまで、お好みに合わせて選べます。
– 特に深めのリクライニングでは、リラックスした姿勢でくつろげるのが魅力的です。
3. アームレストの調整
アームレストは、以下のように調整が可能です
– 高さ：腕にしっかりフィットする高さに調整できます。
– 幅：肩幅に合わせて内側・外側へ調整可能。
– 前後：作業内容に応じてアームの位置を前後に動かせます。
– 角度：手首や肘に負担がかからないよう、斜めに設定することもできますよ。
4. 座面の調整
– 高さ：椅子の高さを調整して、自分の体格や机の高さにぴったり合わせられます。
– 奥行き：座面を前後にスライドさせて、腿（もも）をしっかり支えつつ膝裏への圧迫感をなくすことが可能です。
5. 腰部サポート（ランバーサポート）
背もたれ部分には可動式のランバーサポートがついていて、腰をしっかり支えられるように調整ができます。これで腰の負担もグッと軽減します。
6. 調整が簡単にできる直感的な操作性
調整用のレバーやダイヤルは、わかりやすくて直感的に操作できるデザインになっています。難しい操作は一切なく、誰でもすぐに自分に合った設定に変えられます。
7. メッシュ素材で快適な座り心地
背もたれは通気性の良いメッシュ素材を採用しているので、蒸れにくくて長時間座っていても快適です。
これらの調整機能のおかげで、シンクはどんな体型や座り方にも柔軟に対応します。オフィスでも在宅ワークでも、快適に使える一台です。お好みに合わせた調整が簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね！
快適チェアをお得に手に入れる！シンクの価格情報
シンクについて、新モデルと旧モデル、新品と中古それぞれの価格帯をわかりやすくまとめました。
1. 新モデルの価格
– 新品
新モデルは、オプションや仕様によって価格が変わりますが、だいたい 12万円〜16万円くらい です。デザインやカラーバリエーションによって差があります。
– 中古
中古市場では、状態にもよりますが 3.5万円〜7万円くらい で購入可能です。比較的新しい中古品は、機能もしっかりしていてお得感があります。
2. 旧モデルの価格
– 新品
旧モデルの新品は現在あまり見かけませんが、在庫がある場合は 9万円〜12万円くらい が目安です。
– 中古
旧モデルは中古市場で手に入りやすく、価格は 1万円〜3万円くらい とリーズナブルです。状態の良いものを選べばコスパ抜群です。
購入のポイント
– 新モデルはデザイン性や機能性がさらに進化していますが、旧モデルはコストを抑えたい方におすすめです。
– 中古品を選ぶ場合は、座面や背もたれの状態をチェックしたり、クリーニングが含まれているか確認すると安心です。
気になる場合は、専門店やオンラインショップを覗いてみるのがおすすめですよ。
コメント